【起業という選択肢】失敗しないフランチャイズ起業/急成長するリユース市場/里崎智也の私物を査定/未経験でも高収益を見込めるビジネスとは
【起業という選択肢】失敗しないフランチャイズ起業/急成長するリユース市場/里崎智也の私物を査定/未経験でも高収益を見込めるビジネスとは
30秒サマリー
PIVOT「アスキルセット」のエンパワー回。買取大吉を運営するエンパワーの清水孝樹氏が、急成長するリユース市場と、買取専門店フランチャイズによる起業モデルを解説した。清水氏の見立てでは、リユース市場は2009年の1兆円から現在3兆円まで拡大し、今後5年で4兆円に到達する一方、隠れ資産は約66兆円存在し、まだ5%程度しか顕在化していないとされる。買取専門店は在庫リスクが小さくワンオペ運営が可能で、未経験者でも本部のサポートで参入障壁が下がるとの主張が中心テーマ。里崎氏は「今まで聞いた副業の中で1番いい」とのコメントを寄せた。
登壇者
- 清水孝樹(買取大吉 運営会社エンパワー所属、本動画のエンパワー解説者): リユース市場と買取大吉のビジネスモデルを解説する立場
- 里崎智也(野球解説者、ゲスト): 視聴者目線で質問・反応を返す立場。私物(ハリーウィンストン時計、シャネル マトラッセ、エルメス バーキン30)の査定を体験
- 柴田彩(PIVOT、進行): 番組司会
キーポイント
- リユース市場の成長: 清水氏は「2009年に約1兆円だった市場が今や3兆円、今後5年で4兆円まで伸びる」と主張。「まだ安定的に成長する市場」との見立て。
- 隠れ資産は約66兆円: 清水氏によれば、日本国内に「埋蔵資産・隠れ資産」が約66兆円存在し、現在3兆円顕在化しているのを差し引いてもポテンシャルは大きい。「全人口の10%程度しか買取店を利用したことがない」という調査データも提示。
- 買取店は人口減少と相関しない: 清水氏の見立てでは、買取専門店のメイン顧客は40代以上で、子供世代の人口減少の影響をほぼ受けない。学習塾・コンビニとの対比で「人口減少に左右されない数少ない伸び市場」と位置付け。
- 意識変化(後ろめたさ→ポジティブ): SDGsの追い風と社会的定着で、買取利用への抵抗感が薄れたと清水氏は分析。里崎氏も「七屋・借金のネガティブイメージから、現金化して新しいものや旅行に回すポジティブな行為へと変わる分岐点」と同調。
- 買取大吉のフランチャイズ規模: 2025年11月時点で約1,600店舗(直営186、FC約1,414店)。国内の買取店総数は約19,000店舗で、市場規模対比でコンビニより店舗が少なく、まだ余地があるとの主張。
- ビジネスモデルの強み: 清水氏は「買った瞬間に売却先が決定(本部買取)→在庫リスクなし、1日来店6〜7名でワンオペ可能、最短2日で本部から入金、黒字化が早い」と説明。
- 本部B2Bオークションで価格競争力: 新宿・横浜で月1回開催、商品売上8億円程度、約600社のバイヤー参加(中国・インド等含む)。卸売対比で1〜2割高く売れるため、店頭買取価格も他社より高く出せるとの主張。
- 未経験でも参入可能との論: 清水氏は「全職飲食店で買取大吉「堀切勝負園駅前店」を開業した高橋氏が単月最高1,400万円、月平均約700万円の売上」と紹介。査定は写真送信で本部の査定員(約100名常駐)が対応、偽物率は0.2%、本部買取保証で店舗側のリスクはカバーされるとの構造を提示。
詳細展開
リユース市場の規模・伸び・ポテンシャル
清水氏は番組冒頭でリユース市場の現状を数字で提示した。
主張: 清水氏は「リユース市場はまだ伸びしろが大きく、人口減少の影響も受けない安定成長市場」との立場。
根拠・データ:
- 2009年時点で約1兆円の市場規模が、約10年で3兆円まで拡大
- 今後5年で4兆円まで伸びるとの見通し(出典は動画内で言及なし)
- 日本国内の「埋蔵資産・隠れ資産」は約66兆円との数値を提示(出典は動画内で言及なし)。3兆円顕在化分を差し引いてもポテンシャルは大きい
- 全人口のうち買取店利用経験者は約10%程度というデータ
- 学習塾市場は2015年=100に対して2019〜2020年以降ずっと100を下回り、生徒数(人口)依存で衰退傾向と対比
- コンビニ市場は約12兆円・店舗数約4個倍(編注:おそらく約5万・6万店規模)で停滞傾向と対比
反論・異論: 番組内で正面からの反論は出ていない。柴田氏・里崎氏は概ね同意ベースで質問を進める構成。
消費者心理の変化と「ポジティブ化の分岐点」
主張: 清水氏は「以前は買取店利用に後ろめたさ・恥ずかしさがあったが、社会的に定着してきている」と分析。里崎氏は「七屋・借金のネガティブイメージから、現金化して新しいものを買う・旅行に使うというポジティブな行為に変わる分岐点では」と賛同。
根拠・データ:
- SDGsの追い風
- 引っ越しや断捨離時に「捨てるよりいい」「いいことをしている感覚」へと心理が変化(柴田氏・里崎氏のコメント)
- 親世代から子世代への生前贈与的な引き継ぎ(「終活」文脈で、トレンドではない品物を現金化して別の物に替える動き)
買取専門店のビジネスモデル
主張: 清水氏は「買取専門店は固定費が小さく、在庫リスクなし、キャッシュフローが速く、黒字化が早い」と最大のメリットとして強調。
根拠・データ:
- 店頭買取→本部送付→販売の構造。査定は本部の査定部門(約100名常駐)が写真ベースで対応
- 1600店舗から一斉に写真が送られ、エルメス専門・ロレックス専門等の査定員が振り分けて対応
- 偽物を買ってしまう率は0.2%程度。万一偽物だった場合も本部が査定金額で買い取る保証あり
- 1日の来店数は平均6〜7名、ワンオペ可能、店舗は2坪程度の小規模も可
- 本部発送後、最短2日で店舗に入金(キャッシュフロー速い)
- 顧客の成約率(持ち込み→売却)は約7割
買取大吉のフランチャイズ展開と差別化
主張: 清水氏は「ブランディング・ウェブマーケティング・物件選定・B2Bオークションの4点で差別化している」との立場。
根拠・データ:
- 2025年11月時点で約1,600店舗(直営186・FC約1,414店)
- イメージキャラクターに「あの一」氏(注: 字幕の音声認識で表記揺れあり、文脈上は1個=あの一氏ではなくCM起用タレント)を起用、青を基調とした入りやすいデザイン
- 物件選定に年間約5億円のリサーチ費を投下(1店舗あたり150万弱)
- B2Bオークションを新宿・横浜で月1回開催、商品売上8億円程度、約600社のバイヤー参加。中国・インド等海外バイヤーもネット参加
- 通常の卸売(1対1の取引)と比べ、1〜2割高く売却可能(10万円商品が11〜12万円に上がる例)
- それを織り込んだ根付けにより、店頭買取価格も他社より高く提示できる仕組み
反論・異論: 番組内では特になし。里崎氏は「今まで聞いた副業の中で1番いい」「リスクほぼなし、知識や労力もほぼいらない、サポート手厚い、高く買取できるからお客も来やすい」と高評価のコメント。
里崎氏の私物査定の実例
清水氏は「写真撮影箇所はマニュアル化されており、本部の査定員約100名がリアルタイムで対応する」と運用を実演。
査定結果(番組内で提示された具体数値):
- ハリーウィンストン「オーシャンダイバー」(2010年購入、購入時300〜500万円程度)→ 査定125万円。清水氏は「ハリーウィンストンはジュエリーメーカーで時計は珍しいが、このモデルは人気で10年経っても3桁万円で売れる」と説明
- シャネル マトラッセ キャビアスキン(13年使用、購入時120万円相当の文脈)→ 査定120万円。清水氏は「同じ型で長年販売される人気モデル、20年前のものでも30〜40万円で売れる例あり」と説明
- エルメス バーキン30(購入時160万円程度)→ 査定220万円(値上がり)。清水氏は「ブティックで買えない人が多いため、二次流通で値段が上がる」と説明
未経験オーナーの実例(堀切勝負園駅前店 高橋氏)
主張: 清水氏は「業界未経験でも本部のノウハウとサポートで参入障壁は大きく下がる」との立場。インタビュー動画で実例を紹介。
根拠・データ(高橋氏の発言):
- 前職はファーストフードの店長。FC支援側にいて、自分がFCオーナーとしてチャレンジする側に回った
- 2023年12月から動き、2024年5月にオープン。「順調に進めば数ヶ月でオープンできる」見立て
- 単月最高売上1,400万円、年間平均で月700万円程度
- 飲食店時代と比べて生活リズムが安定し、家族の時間も取りやすくなった
- 商品知識は「日々お客様との会話と自分での調査で相場をブラッシュアップ」が必要との実感
- 古物許可(警察への届出)が必要だが、申請から約40日で取得可能、特別な試験はなし
清水氏の補足:
- 直営店だと月平均3,500〜4,000万円程度の売上水準(広告費の差で変動)
- 接客・査定・運営は本部のスーパーバイザーがサポート、マニュアル化済み
番組視聴者向けキャンペーン
清水氏は「ピボットを見た」と伝えた方限定で、2026年3月まで毎月3名様、通常加盟金220万円を半額の110万円にする旨を案内した(合言葉「ピボトミタ」)。
重要な固有名詞・データ
| 項目 | 内容 | 文脈 |
|---|---|---|
| 1兆円→3兆円→4兆円 | リユース市場規模の推移と見通し | 清水氏の市場規模説明 |
| 約66兆円 | 日本国内の埋蔵資産・隠れ資産規模 | 清水氏が提示(出典は動画内で言及なし) |
| 約10% | 全人口のうち買取店利用経験者の割合 | 清水氏が提示するデータ |
| 約19,000店舗 | 国内買取店の総数 | 市場規模対比でまだ少ないとの主張の根拠 |
| 約1,600店舗 | 買取大吉の総店舗数(2025年11月時点) | 直営186、FC約1,414 |
| 約100名 | 本部に常駐する査定員数 | 写真ベース査定の体制 |
| 0.2% | 偽物を買ってしまう率 | 清水氏が提示する実績数値 |
| 約7割 | 持ち込み顧客の成約率 | 清水氏が提示する実績数値 |
| 6〜7名/日 | 1店舗あたり平均来店数 | ワンオペ運営根拠 |
| 250名/月 | 直営店平均の月間来店数 | 清水氏の発言 |
| 5億円/年 | 物件リサーチ費用(1店舗あたり150万弱) | 清水氏が提示する物件選定投下コスト |
| 約8億円 | B2Bオークションの月間商品売上 | 新宿・横浜開催 |
| 約600社 | B2Bオークション参加バイヤー数 | 中国・インド等海外も含む |
| 1〜2割 | 通常卸売対比のオークション売却価格上振れ幅 | 価格競争力の根拠 |
| 1,400万円 | 高橋オーナー店舗の単月最高売上 | 堀切勝負園駅前店 |
| 700万円/月 | 同店の年平均月商 | 同上 |
| 3,500〜4,000万円/月 | 直営店平均月商水準 | 広告費投下量で変動 |
| 220万円→110万円 | ピボット視聴者限定の加盟金半額キャンペーン | 2026年3月まで、毎月3名限定、合言葉「ピボトミタ」 |
| ハリーウィンストン オーシャンダイバー | 里崎氏私物(2010年購入)→ 査定125万円 | 査定実演 |
| シャネル マトラッセ キャビアスキン | 里崎氏私物(13年使用)→ 査定120万円 | 査定実演 |
| エルメス バーキン30 | 里崎氏私物(購入時160万円)→ 査定220万円 | 値上がり例 |
アクションインサイト
- 清水氏の「人口減少と非相関の市場」論を踏まえると、自社事業のターゲット顧客年齢層と、その層が今後の人口動態でどう推移するかを点検する余地がある。リユース業のように40代以上偏重の市場は、人口縮小局面でも事業ロードマップを描きやすい構造を持つ可能性がある
- 清水氏のB2Bオークション設計(多数バイヤー競争で売却単価を1〜2割引き上げ→店頭買取単価の競争力に転化)は、卸売・B2B取引を持つ事業全般で「販路を競争入札化することで仕入れ価格に還元できないか」という観点で応用余地がある
- 里崎氏の「リスクほぼなし、労力ほぼいらない、サポート手厚い」との評価を額面どおり受け止めず、本部買取保証の前提(本部が買い取り続けられるキャッシュフロー体力)と、加盟金220万円+物件取得+運転資金の総投下額、月商に対するロイヤリティ率など、動画で言及されなかった経済条件を別途確認した上で意思決定する必要がある
- 清水氏の「隠れ資産66兆円」「市場利用経験者10%」というデータは出典が動画内で示されていないため、引用や社内意思決定に使う前に一次情報を確認するのが安全
引用したくなる発言
黒字化が早いっていうのが、このビジネスの最大のメリットです。(清水孝樹氏)
今まで聞いた副業の話の中で1番いい。リスクがほぼない。知識とか労力もほぼいらない。(里崎智也氏)
他社が7万で出してるんだったら、うちが8万で出しても、要は価格競争力で勝てるという仕組みになってます。(清水孝樹氏)
買い取りは実はそんなに恥ずかしいことでもなければ、社会のためになることなんだ。(清水孝樹氏)
関連トピック
- SDGsとリユース消費行動の変化
- 学習塾市場・コンビニ市場との対比(人口減少耐性の比較)
- 古物営業法・古物商許可(警察への届出制、約40日で取得、試験なし)
- 終活・生前贈与とリユース市場の接点
- B2Bオークションによる二次流通市場の国際化(中国・インド等海外バイヤー参加)
- 買取大吉のCM・イメージキャラクター起用によるブランディング
- フランチャイズビジネスの一般論(本部サポート・マニュアル化・スーパーバイザー制)