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【消えゆく社長の共通点】起業1年目・竹内由恵にOWNDAYS会長・田中修治が伝えたい"失敗の法則"/成功はアート・失敗はサイエンス/好きなことを仕事にするメリット&デメリット【ビジネス虎の巻】

公開日: 2025-12-11 再生数: 306,900 41.9分 YouTube で開く ↗

【消えゆく社長の共通点】起業1年目・竹内由恵にOWNDAYS会長・田中修治が伝えたい"失敗の法則"/成功はアート・失敗はサイエンス/好きなことを仕事にするメリット&デメリット【ビジネス虎の巻】

30秒サマリー

OWNDAYS会長・田中修治氏が、コーヒー事業で起業準備中の竹内由恵氏に対して「成功の方程式は人それぞれだが、失敗パターンは共通している」との見立てを示した対談。田中氏は2025年12月に出版予定の「社長がつまづく全ての疑問に答える本」の論点を踏まえながら、低価格スタートのリスク、好きを仕事にするメリット/デメリット、顧客の習慣に商品を組み込む発想、メディア露出が会社にもたらす副作用などを論じた。「失敗を未然に防ぐことで打席数を増やせばいずれヒットが出る」というのが田中氏の中心的な主張。

登壇者

キーポイント

  1. 失敗は共通している: 田中氏は「成功の仕方は人それぞれだから他人のやり方は再現できないが、陥りやすい失敗パターンは共通している」との見立て。失敗を未然に防げば打席数が増えるからいずれヒットが出るという論理を中心に据えている
  2. 低価格スタートはスモールビジネスでは推奨しない: 田中氏の主張は「低価格から始まったブランドは高く売れない」。大手は規模で低価格が成立するが、小さい会社は単価の高いものから始めて拡大時に低価格を足す順序が正しいという見立て
  3. 好きを仕事にすることのメリット/デメリット: 田中氏は「好きであるがゆえに専門性を深掘りできる」一方、「感情移入で売れない美味しいコーヒーを売ろうとしてしまう」「ビジネス観点より自分の趣味嗜好が勝つ」リスクを指摘
  4. メディア露出は社長を勘違いさせる: 田中氏は基本YouTube等に出ない方針。理由は(1)社長の承認欲求が増幅されて会社が「自分が目立つためのステージ」化する、(2)炎上で全国店舗の足を引っ張る、の2点
  5. 顧客の「習慣」に商品を組み込めるかが鍵: 田中氏の見立てでは「自分の商品が顧客のルーティーン/習慣のどこに入り込むかを定義できれば失敗確率が下がる」。OWNDAYSでは商品ごとに「コンタクト外して家でかける用」等の習慣シーンを商品部で定義していると述べた
  6. 商品ラインナップは役割定義が必要: 入門編〜上級編の階段、定番/実験的/上位ランクの比率(田中氏曰くOWNDAYSは定番3割等)を意図的に設計する。「いい商品ができた」で行き当たりばったりに増やすのは下手なやり方、というのが田中氏の整理
  7. 価格設定は売り手側が原価を気にしすぎている: 田中氏は「自分が買う側だと原価気にしないくせに、売る時になると原価気にして設定する」と指摘。デフレ世代特有の心理的アンカーがあるとの見立て
  8. どこまで大きくしたいか、自分と対話せよ: 田中氏は「みんなが上場や大企業を目指す必要はない」「どの程度の規模を目指すのかをまず自分で知るべき」とのスタンス

詳細展開

章1:田中修治氏の経歴と本書の位置づけ

竹内氏が田中氏のキャリア(30歳でOWNDAYS買収・10年弱で再建・2025年12月に「社長がつまづく全ての疑問に答える本」出版予定)を紹介。本書は田中氏が社長退任・会長就任後に始めた約20社の若手経営者向けコンサル/社外取締役/顧問業務で、毎週多くの経営者から受ける相談事をテーマ別に集めて書籍化したもの。

主張: 田中氏は「規模はちっちゃい社員数人の街工場から数百〜千人規模まで幅広く見ている」「社のステージごとに陥る壁がある」と述べ、ステージ別のつまづきポイントを言語化することに意義があるとの立場。

根拠・データ:

章2:「お金のためにやらないなら商売じゃない」という論

竹内氏の「お金のためにコーヒーをやるわけではない」という発言に対する田中氏の応答。

主張: 田中氏は「お金のためにやらないならNPO等の非営利でやるべき」「株式会社で商売をやる人の最大の社会貢献は利益を出して納税すること」というスタンス。お金を循環させ、利益を出し、雇用を生み、納税するのがビジネスマンの使命との立場。

根拠・データ:

補足: 一方で田中氏は「人から恨まれたり嫌われたりしてお金を稼ぐのは続かない」とも述べており、「楽しくてやりがいがあって人のためになって儲かる」のが結果的に残るとの見立てを併記。

章3:起業3パターンと、好きを仕事にすることのメリット/デメリット

田中氏は起業を以下の3パターンに分類:

  1. 今の仕事の延長で独立(フリーランス化)
  2. やりたいことが決まっていてやる(竹内氏のコーヒーはこのタイプ)
  3. やりたいことは特になく、何者かになりたいから会社をやる(田中氏自身のタイプ)

主張: 田中氏は「どれが成功しやすいということはない」とした上で、好きを仕事にする場合のメリット/デメリットを整理。

メリット:

デメリット:

反論・異論的論点: 竹内氏は「経営者がそこまで商品を好きじゃない状態でファン獲得できるのか」と問うた。田中氏は「メガネは好きだが、最初の頃自分の好きなフレームばかり作って売れなかった経験がある」と回答。会社が個人/小規模のうちは好きなものをやればいいが、従業員/取引先が増えて社会的責任が増したら「一旦好きを脇に置いて冷静にビジネスを俯瞰すべき」というのが田中氏の整理。

章4:「消えゆく社長」の共通点 ― メディア露出のリスク

竹内氏が「消えゆく社長の共通点」を尋ねた場面。

主張: 田中氏は「メディアに出まくる」ことを共通点の1つとして挙げた。

根拠・論理:

田中氏の対応: 「基本出ないようにしている」が、子供のために最近YouTube出演を検討中とのジョーク。

章5:顧客視点の入手法 ― 「習慣」に商品を入れる発想

竹内氏が「顧客視点はどうやって調査すればいいか」と質問した場面。

主張: 田中氏の見立てでは、「自分の商品が顧客のどの習慣/ルーティーンに入り込むかを定義できれば失敗確率が下がる」。

例(コーヒー):

例(OWNDAYSのメガネ):

田中氏の整理: 「単発で売れる商品」と「習慣化してリピートされる商品」を分け、後者を作れると売上が継続するというロジック。

章6:商品ラインナップの設計(階段と比率)

竹内氏が「ラインナップのこだわり」を尋ねた場面。

主張: 田中氏は「入門編〜上級編まで階段を設計する」「比率を意図的に決める」のが基本との立場。

OWNDAYSの比率(田中氏発言):

売れない前提の商品をあえて作る理由:

反論・補足: 田中氏は「いい商品ができた、で行き当たりばったりに商品を増やすのはビジネスが下手な人」「狙って売れるようにするのが大事」と整理。

章7:価格設計 ― 低価格スタートはスモールビジネスではNG

竹内氏が、堀江貴文氏の「焼肉では高単価部位が売上の大半」、猿田彦コーヒー大塚氏の「低価格帯が売上を支える」という両極の発言を引いて、OWNDAYSはどちらかを尋ねた場面。

主張: 田中氏は「OWNDAYSも低価格商品が支えているが、それは大手だから可能」「小さい会社/個人は低価格を絶対やるべきではない」というスタンス。

論理:

反論・対話: 竹内氏は「高単価だと買ってくれる人が少なくなる」と懸念。田中氏は「300円コーヒー10人分と3000円1人分は売上同じだが、配送手間は1人分が圧倒的に楽」と応答。

章8:価格設定の心理 ― 原価アンカーから抜ける

主張: 田中氏の見立てでは、日本人特有の「デフレで育った世代の精神的アンカー」が価格を上げられない原因。

論理:

論点: 田中氏は「コーヒー1袋3000円と言えばいい」「自分が売るから3000円だと言えばいい」と竹内氏に挑発的に提案。竹内氏は「できないなあ」と保留。

章9:拡大の目的と「どこまで大きくしたいか」を問う

竹内氏が「3年で年商1億を目指している」と公言。

田中氏の応答:

主張: 「自分はどうなりたいのか、どの程度大きくしたいのか(10店舗?日本中?スターバックス的に世界中?)を自分と対話して知るべき」というのが田中氏の整理。

章10:データ取得とポップアップ/EC

主張: 田中氏は「対面ポップアップはそこまで大事ではない」「ECの方がデータが取れる」との立場(動画後半の言及。詳細展開は字幕末尾切れにより限定的)。

根拠:

重要な固有名詞・データ

項目 内容 文脈
田中修治 OWNDAYS会長。30歳でOWNDAYS買収、10年弱で再建 本対談のメイン論者
竹内由恵 フリーアナウンサー、コーヒー事業起業準備中 聞き手・起業1年目
OWNDAYS(オンデーズ) 全国メガネ製造販売チェーン。買収当時は倒産寸前 田中氏の主事業
「社長がつまづく全ての疑問に答える本」 2025年12月出版予定 対談の起点になる書籍
田中氏のコンサル件数 約20社 社長退任後の活動
漫画喫茶(埼玉) 田中氏が20歳の時に始めた事業(埼玉初) キャリア初期のエピソード
エチオピア・イルガチェフェ 竹内氏がビジネスで扱うコーヒー豆 起業の起点。丸山コーヒーで初めて飲んで感激
丸山コーヒー 竹内氏がエチオピア豆を初めて飲んだ場所 コーヒー起業の原体験
堀江貴文 焼肉ビジネスで高単価部位が売上大半 低価格戦略の対比例として言及
猿田彦コーヒー大塚(氏) 低価格コーヒーが売上を支える、規模拡大で良質豆が仕入れられるとの発言 田中氏との対比例
成田(さん) 印象的なメガネを着用していると話題に(成田悠輔氏と推測されるが動画内で姓名確認できず) 売れない前提のアイコン商品の例
OWNDAYSの定番商品比率 30%(定番)/30%(実験的)等の階段設計 商品ラインナップ設計の例。完全な内訳は動画内で言及なし
田中氏のOWNDAYS店舗目標 100店舗→300店舗→500店舗と段階的に上方修正 拡大目標の組み立て方
竹内氏の事業目標 3年で年商1億円 田中氏に「塩対応」された場面
ジャコウネコの糞(コピ・ルアク) 高価格コーヒーのブランド素材例 高付加価値の付け方の話で言及
ブルーマウンテン 高価格コーヒーのブランド素材例 同上

アクションインサイト

引用したくなる発言

消えゆく社長は何だか結構共通してますよ。(田中修治氏)

低価格から始まったブランドは高く売れないですよ。(田中修治氏)

もし今自分がタイムマシンに乗ってあの時のスタートラインにもう1回戻るんだったら絶対安くしないですよ。(田中修治氏)

どうやったらうまくいきますかって言われても、それはわかんないんですよ。だけど意外と失敗は共通してるから。(田中修治氏)

安くするのはバカでもできるんですよ。(田中修治氏)

自分が買う側だと原価気にしないくせに、売る時になると原価気にして設定するんですよ。(田中修治氏)

いつか自分が目立つためのなんかステージが会社になっちゃって、そうなった時にその社長が目立つためのステージとしての会社をやらされている社員たちっていうのは……(田中修治氏、メディア露出社長について)

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